【一人旅】 本当のデメリットを知って旅に出よ

一人旅って楽しいの？

英語話せないから言いたい事伝えられないし、ひとりでレストランに入りづらい、感想を言い合う相手もいないし、寂しくない？

そう思っている方も多いと思います。私も一人旅に出る前は同じ印象を持ってました。
でも様々な国に一人で出かけてみて、むしろそれが一人旅を楽しくさせてるんだと気づきました。

• 英語がうまくない　→　相手に意思が通じたときの嬉しさは倍増
• レストランに入りづらい　→　一人で入れるところを発見する楽しさあり
• 感想を言い合えない　→　一人でじっくり感動できる

と、こんな具合に。

一人旅の心配要素はある意味、旅を盛り上げる影役者たちだったんです。

失敗してもいいんです、誰も見てません。次にまた挑戦してみればいいんです。
できたときの喜びはキャリーオーバーして、自分に戻ってきます。

でも、実を言うと一人旅も「充実」ばかりでもないのが本音。
というのも、旅の真っ只中に、突如何をしていいかわからなくなってしまうことがあるからです。
自由過ぎて、その自由をうまく扱えず、なんだか無人島に置き去りになったような気分になるというか。

どこに行きたいのか、何を食べないのかわからなくなって、結局ホテルのベッドで横になり、インスタを見て時間が過ぎる…そしてなんで海外まで来てこんなことしてるんだろう…とダークサイドに落ちる…

自由を楽しむって、実はすごく難しいんですね。

そんなことにならないために、この記事では、一人旅の本当のデメリットを知って、楽しむコツをつかみ、失敗しない一人旅に出かけるためのヒントをご紹介します。

まず 一人旅３つの不安要素を解消

まずはじめに一人旅の三大不安要素と言われる「寂しくない？危険じゃない？高くない？」についてお話したいと思います。

不安要素１．寂しくないの？

それが驚くほど寂しくないんです。

行きたいレストラン候補をどうやって回るかを考えたり、 次の日の移動ルートや美術館の予習、旅の家計簿をつけたり、とにかくなにかと忙しいものです。

あっという間に深夜になり、慌てて　就寝→即爆睡→朝　そんな日々なのです。

不安要素２．危険じゃないの？

今のところ、危ない目にあったことはありません。

例えばヨーロッパでよく聞くスリやぼったくり。
友人や母はスリ（または未遂）に合いましたが、私は一切ありませんでした。
というのも、一人だとよそ見しないし、おしゃべりで注意力散漫になっていることもありません。

つまり　いわば隙無し状態。

バルセロナの地下鉄で話しかけられたときは、集団スリかと思って身構えましたが、純粋に道を聞いてきただけでした。

とはいえ、油断禁物。
やはり夜一人で街をぶらぶらするのは危険な目に合う可能性がぐっとあがるので、どんなに遅くても21時までには宿に戻るようにしています。

あと、日本語で話しかけてくる外人にも要注意。「日本が好き」と言って話かけてくる人に冷たくするのは心苦しいけれど ナンパはあしらうのが鉄則です。

不安要素３．費用は高くないの？

正直言って一人旅は宿泊費、食事代が割高になりがちです。

• 食事
  今日はテイクアウトして部屋でゆっくり食べよう！と節約することもできます。 自分の気分で食事にメリハリをつけられるのも一人旅の良いところ！

一人旅を楽しむコツ 3選

楽しむコツ１．準備から楽しむ

航空券やホテルを予約したら、さあカウントダウンは始まり！
何を見ようか、何を食べようか、本やSNSで情報収集を開始します。

私は、自分なりの「旅のしおり」を作成します。
まるで自分がツアー企画者のように「食い倒れ、美術鑑賞、絶景巡り」を考え、ルートも調べておきます。

ちなみに、Google mapで高評価のレストランはイマイチなところが多いです。
現地在住の日本人のブログを参考にすると良いですよ！

楽しむコツ２．旅行先の言語を話してみる

行先の国の言葉を少し覚えていったら、一人旅が100倍楽しめます。

カンニングしながらでも話してみてください。
一瞬で相手が心を開いてくれます。

タクシーのおじさんだけじゃなく、レストランのボーイさん、デパートの店員さん、オールマイティに効果を発揮しますよ。

楽しむコツ３．チケットの事前予約

美術館やミュージカルなど、絶対に見ておきたいものってありますよね。
例えばフランスのルーヴル美術館やオルセー美術館。
当日行ってチケット買うには、長蛇の列に並ばなくてはいけません。

そのチケットですが日本から事前予約ができるのを知っていますか？
事前予約しておくと現地で大行列を横目に別入口からスルっと入れるので時間短縮になります。

さらに超人気で当日券売り切れ！ということもあるので絶対見たいものは事前チケット確保必須です！

しっかりとスケジュールを立てて、事前予約するのが◎です。

一人旅の本当のデメリット

一人旅は誰にも縛られない自由が醍醐味！と言いますが、実は一人旅の本当のデメリットは「自由過ぎる」ことなんです。

そうなんですが、 その自由がふと変な方向に行っちゃうことがあるんです。それをこれからお話します。

自由という厄介者

一人旅をしていると、突如、目の前の自由にうんざりして、何をしようか選択肢を考えるのも億劫になり、すべてに興味わかない、という無気力状態に陥っちゃうことがあるんです。

もちろん忙しく予定を入れる必要はないし、ホテルで昼寝したっていい。
ぐうたらがしたくて、ぐうたらしてるならなんの問題もありません。

だけど、無気力は困っちゃいます。

美術館にも見飽き、食欲もあんまり湧かない。映えスポットにも興味無いし、 買いたいものもない。観光もしたくない。かといって、ホテルでのんびりしたくない。

何かしたいのに、したいことが見つからない。時間ばかりが過ぎていく…

この状況に陥るのが、私が考える一人旅の本当のデメリットです。

誰かと一緒の旅行では、無気力になることってありませんよね。

おススメのデメリット対策

そうならないための解決策としてのひとつが、現地ツアー参加することです。

私は実際、旅先で無気力状態になり、現地ツアーを入れて置けばよかったーと何度も唇をかみました。

現地ツアーというスパイスを入れると、一人旅はぐっと楽しくなります。

私は3日間まるまる完全フリーな時間があったら、1日は何かツアーを入れるように心がけています。

台湾旅行で利用して以来、いつもKKDAYさんでツアーを予約しています。

世界各地95カ国、3万種類を超えるプランがあり、自分だけの旅行をカスタマイズするのにぴったりです。

そのほか料理教室、スポーツ観戦、トレッキング、日帰り旅行、美容室まで、本当にいろんなものが！

まず、ここでやりたい事を見つけてから、行先を決めるというのもありだと思います。

一人旅の本当のメリット

当たり前だけど、一人旅は全部自分でやらなくてはならず、本当に面倒くさいです。

切符を買うのもひと苦労。気づいたら別方向の地下鉄に乗ってるなんて日常茶飯事。
レストランでは注文したものと違うもの出てきしたり、食べきれない量だったりも「あるある」。

でも、目的地に着けた時、自分の頼んだものがちゃんと出てきて美味しかった時、計画通りに巡れた時、達成感で心がいっぱいになります。

何かに似てると思いませんか？
そう、一人旅は、まさに大人版「はじめてのおつかい」なのです。　

全部、自分。

間違えた、失敗した、ぼったくりにあった。そんなとき、少し傷ついた後、すぐに前を向かなくてはなりません。なぜなら一人だから。
 

そして気づいたら、現地の交通を乗りこなし、間違えないで注文できるようになってる私。

少しづつバージョンアップしている自分に、心の中で号泣なんです。

こんな体験できるのは一人旅だけ。

なので、この「面倒くささ」が、一人旅の最大のメリットなんです。

一人旅の注意ポイント

注意１．海外旅行保険加入必須

気を付けていたとしても、ひったくりやスリに遭ったり、怪我、病気の可能性はいつだってあります。
なので、海外旅行保険は加入しておくことはとても重要です。

注意２．警戒はいつも必要！（異性との出会いは求めない）

人との出会いは特に気を付けてください。

旅での出会いって素敵だし 心も大きくなって、つい大胆になってしまいそうになります。 でもそれは要注意。

もちろんいい出会いもあるとは思うのですが、警戒心をもって接しましょう。

日本にいるときの判断基準を決して緩めないことが大切です。日本で同じことに遭遇した場合どうする？の感覚を持って接しましょう。

・仲良くなってホームパーティに誘われた　→　行くわけない。たとえ同行者が一緒だとしても、行かない。
・日本語教えてほしい　→　それ、ただのナンパです

さあ、一人旅へいってらっしゃい

グーグルマップや自動翻訳のおかげで、旅は格段に便利になり、もはや一人旅天国の時代です。
「なんだか大変そうだなぁ」というイメージで躊躇しているのだったら、もったいないです。

きちんとクレームを言うことができた自分の度胸。 言葉も通じないのに理解しあえた市場の男の子の笑顔。 投げキッスをしてきたボーイさん。

そんな、ささやかだけど自分だけの思い出はあなたの心にじんわりの沁みわたり、心の栄養になります。

一人旅を満喫するためにデメリット解決法を準備して、気軽に世界を楽しんできてください。

一人旅だからといって張り切る必要はなく、いつもの自分のテンションで行けばいいんです。

Have a Nice Trip！

最後までお読みいただき、ありがとうございました。